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青年海外協力隊OB有志による東日本大震災・被災地支援活動。宮城県石巻市,渡波小学校を拠点に活動中です。ボランティア募集情報など。

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被災女性の開業支援(静岡新聞)

宮城県石巻市で支援活動を続ける菅野OBの活動が静岡新聞に掲載されました。

(協力隊OV有志による震災支援の会)
 http://exjocv2011.blogspot.com/

(静岡新聞)
 http://www.at-s.com/news/detail/100092779.html


石巻の弁当店、裏方は県内元協力隊員 被災女性の開業支援

 県内の元青年海外協力隊員らが東日本大震災の復興支援のために設立した組織「協力隊OV(オールドボランティア)有志による震災支援の会」(菅野芳春代表)は、宮城県石巻市の女性たちが始めた宅配型弁当店の運営を現地でサポートしている。「雇用を生み出すことが、職を失った人の一番の支えになる」と弁当店の開業を提案し、今は裏方として手伝っている。
 弁当店は石巻市立渡波(わたのは)小の避難所で炊き出しを行っていた女性たちが昨年11月に開店した。店名は「ワタママ食堂」。食事の調達が困難な仮設住宅の高齢者などへ弁当や総菜を届けている。
 支援の会は昨年3月の震災直後から、同避難所で物資整理などのボランティア活動を開始した。協力隊員として貧困な人が多い国に身を置いた経験から、収入を得て自立してもらうことが生きがい創出になると考え、5月から避難所にいた母親20人を炊き出し担当の有償ボランティアとして雇った。
 「避難所閉所後も仕事を続けたい」との声を受け同会が弁当店開業を提案。店舗探しなど開店準備に関わり、現在は菅野代表が連日店舗で配達準備を手伝う。週末には他のメンバーも現地を訪れる。
 店のスタッフは調理担当の女性4人と配達担当の男性2人。弁当は一食350円。避難所で高齢者から喜ばれたサワラの塩焼き、煮物などをメニューに取り入れた。
 当初40食だった受注は、1月に入り目標の200食を達成した。菅野代表は「主役はあくまで地元のお母さんで、そのやる気を引き出すのがわれわれの役目。店が忙しくなれば新たな雇用につながる」と期待している。

7月9日10日渡波小学校【倉科OB報告】

(写真をクリックすると拡大します)


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石巻漁港近くの工業地帯。国道240号線だと思う
ビックリするほど大きいタンクが中央分離帯に残されていた。


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石巻市追浜湾近くの北上川沿いの道路
残念ながら歩く人はいなかった。この標識(横断歩道)を掲げた人は強く復興を信じていたに違いない。


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石巻市追浜湾、国道398号線、上大平のトンネル近く
道路脇に網が打ち上げられていたが、海面から10m以上あった。この日(2011年7月9日)、海は穏やかで、一体どの位の規模の津波が来たのか想像できない。


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石巻市追浜湾。
被災した車が整然と並べられていた。無事を願う。


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石巻市渡波
今だ排水などが十分でない中、家に帰ってきている人がいる。洗濯物、布団干し、普段の家事に人の動きを感じ、嬉しくなる。


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石巻市鹿島御児神社から南浜方面を見る。
この地域が石巻で最も被害を受けたそうで、2000人が亡くなったと聞いた。合掌


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石巻市渡波小学校
衣類の支援はたくさん届いている。サイズごとの分類、整理に多くの人出をかけていたので、あらかじめ分別してくれると助かる。


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石巻市渡波小学校の七夕の願い


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石巻市南浜地区の献花台
多くの方々が祈りを捧げていた。早い復興と遺族、被災者へのケアを願う。

7月9日10日渡波小学校【依田OB報告】

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報告者   18-2チリ環境教育 依田 武則
活動期間  7月9日-7月10日

渡波小学校の活動をお手伝いしてきました。わずか2日間の活動でしたが現地で頑張っている協力隊OVの方々の活動に対する意識の高さ、被災者の方に対して歩み寄っていく真摯な姿勢を感じました。また、被災者の方々も互いに触れ合い、話をしていくなかで落ち着きを取り戻そうとされていました。とは言っても学校を一歩出ると津波の被害は大きく、まだまだ復興には程遠く感じました。

簡単ではありますが以下報告いたします。


活動内容
*校庭の凹凸をならす作業、地面に埋まっているガラス片などを取り除く作業
*避難民、周辺住民の方のマッサージ
*炊き出し配膳の補助
*娯楽用将棋版の作成

【渡波小学校での支援活動】

私が見てきた中での現状ですが土曜日、日曜日と毎昼の炊き出し活動が中心となります。
◎土曜日は・・・・ロールパンにカボチャの冷たいスープ、オレンジゼリー、スイカがメニューでした。
◎日曜日は・・・・トマトソースであえた竹の子・たまねぎ・から揚げとご飯、味噌汁にスイカがメニューでした。

朝から厨房で担当の協力隊OVと渡波小学校のママさん(ワタノハママ)が協力し合いながら調理をはじめ、12時前には校内の避難民の方々、12時からは周辺住民の方々に配膳をしました。

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私は周辺住民の方々への配膳作業のお手伝いをしましたが、校庭の片隅に在るプレハブの窓から料理を手渡すように配膳します。並んだ住民の方は「2人分です」「5人分お願いします」とそれぞれの家族の人数を言い、その分を持っていくという流れです。皆さん大きなタッパーなどを持参し、そこにスープを入れてもらっていました。30分ほどで配膳が終わります。校内で生活されている避難民の方は200名、周辺住民の方は60~70名くらいでも代表者が来られるので食事にすると200食分位となり合計で400食くらいが毎回配膳されています。

石巻は朝から30度近くなるような猛暑日が続いており、食品の管理にはとくに気を使っていました。これは作った食事が悪くなること以外にも、学校全体にハエがたくさんいることからも衛生管理は大変大事になっています。

食事の配膳以外には、グランドの凹凸をなだらかにする作業を行いました。これは震災直後のテントの設営跡や車が出入りしたあとなどがあり、更にそこに津波時に流れてきた車や家具の破片、ガラス片が埋まっているためそれを取り除きながらの活動となりました。
土曜日は愛知県のボランティアセンター主催のボランティアツアーがバスを貸しきって来ており、そのボランティアさんたちと一緒に作業をしました。

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それ以外には、校庭の一角に日陰のある休憩スペースがあり、そこでくつろぐ地元住民の皆さんのマッサージをしたり、お話を聞いたりしました。やはりみなさんお疲れもあり肩がパンパンに張っていたのが印象的でした。一様に協力隊OVのこの炊き出し活動に大変感謝をしてくれていました。

<写真 協力隊OB・OGらの皆さんと。上段左から 津田OG・野口OG・稲見OB・片岡OB・菅野OB・下段左から倉科OB・山内さん・井戸OB・依田OB >

【現場で活動している協力隊OBOGにインタビュー】
この現場で活動されている協力隊の方の寝泊り場所は小学校から車で20分ほどの石巻専修大学の敷地内です。現在も100張り以上のテントがあり、多くのボランティアが来て活動しています。連日の屋外での作業、テントでの宿泊、現場での緊張感、そんな中でも明るさを失わずに元気に活動されている皆さんには頭が下がりました。今回、特に中心となって活動されていた津田さんと菅野さんにお話を伺って来ました。

◎津田千恵子さん(18年度1次隊 ケニア 料理)
<大変なことは何ですか?>避難民、周辺住民の方々が毎日この場所にやってこられます。その方々それぞれに考えをもたれていて、それはどれも間違いではなく「正解」なんです。それは例えば被災された家族のこと、家のこと、渡波地区のこと、だからそれぞれの方の思いを上手く汲み取っていくことに大変さを感じたことはあります。
<嬉しかったことは何ですか?>ずっと家族(親戚)の安否が分からなかった人が、ゴールデンウィーク明けに無事で会えた。そんなドラマがこの渡波小学校でありました。忙しすぎて報告できませんでしたが、そういった感動のドラマが実は毎日のように起こっています。

◎菅野芳春さん (16年度3次隊 ガーナ 理数科教師)
<大変なことは何ですか?>状況は毎日変わります(特に震災後しばらくの期間はそうでした)。だから我々は最善策をいつもやっていかなければいけません。そしてどこまでやれば正解なのかはわからないので毎日が勝負になります。幸いここには協力隊を経験した心強い仲間がいるので皆臨機応変に先を読んで行動しているし、緊張感をもってやれています。本部の方や、住民の協力を仰いでいったり、(今日のように)長野の農家のグループから野菜を持ってきてもらったり、市の支援で炊き出しの材料を持ってきてもらえるのは何よりコツコツと現場主義で信頼を作ってきたからです。現場を離れず、定住してやっているからこその信頼だといえるでしょう。
<嬉しかったことは何ですか?> 「おいしかったよ!」「元気だよ」そういう声をかけてもらえるのが一番嬉しいです。周辺住民の方も雨でも日照りの日でもちゃんと来てくれる。本当にそういう光景が嬉しいですね。

【所感】
炊き出しは、協力隊のOVと渡波小学校のママさんたちが協働で行っています。こちらは雇用創出にもつながっています。ママさんたちもとても明るく元気に話しかけてくれるのが印象的でした。

また協力隊OVのメンバーだけにとどまらず、愛知県のボランティアセンターの高校生や一般の方30名、長野県からのレタス・キャベツ・白菜の寄付30箱くらい、東京の東大和市からの移動図書館、埼玉県栄中学高等学校の父兄・先生のグループによるグランドゴルフを通じたボランティア・鳥取県よりスイカ、移動アイスクリームカーによるアイスクリーム配給、などなど多くの団体からの支援がありました。

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これも当初から現場主義で信頼を得ながら活動してきた成果でしょう。今後は、この活動をどう住民の方にシフトしていくかということ、暑さや衛生管理なども重要な課題になります。現在も炎天下頑張り続けている隊員OB・OGのみなさんや避難民のみなさんを今後も支援していきたいと思いました。

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